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考讀 

『イガジョ!』
著者:瀧川武司
挿絵:にの子
発行:富士見書房


私評:★★☆

イガジョ という題名ですが、伊賀女子高等学校の略なので、その名の通り、甲賀・伊賀のくの一の末裔という設定です。
バレー部が舞台ですが、そのバレーは、一筋縄ではいきません。なんたって、忍者ですから。(苦笑)
又、主人公の多々良 多々良(多々良は製鉄(日本刀)関連の用語なので一発変換)、ジャケットの絵に描いてありますが、頭の上に葉っぱを常に乗せています。(俗に言うあほ毛の上)
ペンギンはいるはと、そもそもが吹っ飛んでいますが、ペンギンはまだいいほうで、敵の方はもっと変な生き物が……。
ただ、男性キャラクターは殆ど出てきませし、姫百合というキャラクターがおりますが、、学園の女性教師は、結構したいーと叫んでみたりと、男性と思わせるような描写をしつつも、女性キャラと、一般的な読者を安心させるような設定がされてるという感じで、百合(女性同士の恋愛)は、それほど期待できません。妄想たくましくすれば、あのキャラとあのキャラとはにはなるでしょうけどね。(’’;
直に近いシーンは、女妖怪風な敵キャラが、?百合キャラかな?多々良を駆けた勝負になったりしますが、前後の科白が、そういう反応になるのは分りますがって言う科白なので、でも、数行後の姫百合と黄金塚の科白は意味深です。(苦笑)
設定としては、伊賀対甲賀、甲賀にコテンパンにされてしまった、伊賀女子に、元気だけがとりえの多々良が転入し、そこへ、謎の新コーチがはっていのという、どちらかと言うと、スポ根王道路線系ですね。
ただ、魔球がでてくるのは、このての話に良くありますが、練習に、十二単を着てとか、ボーリングの球が使われているのは序の口で、色々と変です。(面白いですが)
さらっと読めてしまうんで、讀みごたえは感じませんが、お手軽さはいいかもしれません。
全一巻で終わり?、續きを読みたいとは思いつつも、続くと、てこ入れと称して、男性キャラが乱入するのは、まだいいほうでってという流れになるかもしれませんので、一巻で終ってもいいかな。(續きがでないとは言い切れませんが)
全然関係ないんですが、即神仏という比喩があるんですが、即神仏と書く場合もあるようですが、主に、即身仏/分りやすく、ミイラ仏と書いた方が良かったかもしれませんね。予断ですが、。
 

で又、( ^o^)丿~
2007/10/20 書籍 | コメント(-) | トラックバック(-) |