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見惑 

アニメとは別としてみるのなら、お奨め度:★★
『SIMOUN (シムーン)』
原作:創通映像・スタジオディーン
作画:速瀬羽柴
発売:一迅社
私評:★★☆

余白
季刊誌"百合姫"にて連載されていた作品が纏まって、一冊になったものです。
後書きに作者の方が書かれておられますが、主人公のアーエルを、女の子として描いているとの事で、言葉遣い等(相手に對して、さん付け)、アニメとは結構違いますので、、アニメのシムーンの魅力に感じておられるお方だと、違和感を感じられるかもしれませんが、逆に連載から入ったので、アニメでは、随分中性的なキャラに變わったんだなぁーと思いましたね。
季刊誌で、連載3回しかないのに、良くぞまあ、形になったものだと感心してしまいますね。単行本化に当たって、若干の加筆、書下ろしはありますが、プロローグで、これからという矢先で終わりますが、上手いまとめ方だなぁーとも思え、マミーナと、ロードレアモンのやり取りのシーンが書き下ろされていますが、アニメ最終回でのロードレがマミーナの髪型にしたシーンの後、この書下ろしでのやり取りを見ると、(アニメでも髪を印象的に扱っていましたが)、じわっと、うるうるきてしまいました。
ロードレが、か弱い少女っぽい容姿になっている、パライエッタ(通称パラ樣)、實際云々は拔きで、宝塚の男役というと、こんな感じをイメージされるんじゃないかという感じで描かれてますので、結構アニメとは違う感じを受けますね。こちらでは、早い時點で、ネヴィリルからはっきりとした形で振られますので、もしその後があれば、パラ樣はどんな風になるのかと、ちょっと想像すると、アニメ展開とは違った形になってしまうのでと思いますね。マミーナが、アニメでは、ロードレの家の庭師の娘という設定ですが、こちらを知ったのが先だったので、エッという感じでしたね。(こちらでの設定は分りませんが、立ち振る舞いを見ると、そういう印象はもち得ません)
アーエルと、ロードレアモン、正式名なのかは分りませんが、結構長い名前で、自己紹介するシーンが出てくるのですが、元設定では、きっちりとした名前があったのでしょうかね?

メガミマガジンでも連載漫画があるのですが(シムーン・讀者プレゼントDVD目当てに見た程度ですが)、魔法學園設定で、キャラを生かした、ほぼ別作品作りで又違った趣のある感じでしたね。
メガミの連載作品を、ほんの少々、プレDVD(希望者全員に當たった感じです)では、本編声優さんによるアフレコ入りだったんですが、一迅社版のこちらのシムーン、アーエルが結構違う感じなので、相當混亂する方續出するでしょうが、ドラマCD付きで出版して欲しかったなぁーと思ったり思わなかったり(微笑)。
後書きで、作者さんが、凄く迷っておられていたと、書かれていますが、元から無理な感じで連動しているなぁーと思ってみた者としてみては、この作品の出來は凄いとすら思ってしまいます。
(後、ワポーリフ、のち、○○フが、男性名になるとの話を知ったのですが、アニメでも、男性ぽい感じはしませんでしたが、一迅社版で、チラッと數カット出てくるだけですが、こちらの方は、姉御肌っぽい女性イメージが強いです。)
關係ないでしょうが、アーエルとネヴィリル、最終囘のアイキャッチ(一枚絵)で、二人が交互にという感じのキャッチに小さな羽根があるのですが、ネヴィリルの幻影という感じでアーエルの手をとろうとした時に使われていたりして、兩者とも、うまい使い方だなぁーと思いはしましたね。
後、シムーン機にも、羽が付いているカットが、こちらの漫画では出てきます、あくまでもネヴィリルの幻影と言う使い方ですが、シムーン機に羽が生えているのかと、思ってしまったり。付いていないシムーンもほんのチラッと出てはきますし、砲門は付いていますが、戰鬪には向いていなそうな機体で、雰囲氣的にはメガミマガジンの魔法というミッション形式な感じが似合いそうではありますね。戰鬪は(というほどの絵はありませんし、リマージョンを描くシーンすら出てきません)、風景として使われている感が、こちらはより強いですが、相互の心情の關係性などは、アニメより、中々上手いなぁーとも思えるので、一巻で終わってしまったのは殘念ではありますが、、季刊誌連載ですので、これはこれでよろしいのはとも思えます。
 _〆(・-・ )  

 ( ^o^)丿 でわ でわ~
2006/10/28 書籍 | コメント(-) | トラックバック(-) |