2ntブログ








スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- スポンサー広告 | コメント(-) | トラックバック(-) |

讀考 

お奨め度:☆(本だけでの内容理解は難しいので)『SIMOUN (シムーン)』
著者:岡崎純子
イラスト:西田亜沙子・スタジオディーン

私評:★

アニメ、シムーンのノベライズ小説です。
女性だけが生まれる大空陸といわれる星、17歳になったら泉に行き性別(男か女)を選択しなくてはならない、そして大人になっていく

大空陸、多数の國に分かれていて、その中の一國のシムラークルム宮国が持つ、エンジン「ヘリカル・モートリス」
そのエンジンによって飛行する、シムーン(複座式の飛行艇)、そのエンジンを求め、侵攻してくる、アルゲントゥム礁国、そして、同じ信仰起源といわれる、プルンブス嶺国も宮国へと、
本来は、祈りの儀式を行う、シムーン機だったか、戰鬪にも使えるように改造され、そのシムーン機を操れるのは、まだ性別選択をしていない、選ばれた少女達、嫌がおうもなく、戦争に巻き込まれる少女達の運命は、

という感じでしょうかね。(;´▽`A``
余白
アニメ1話から9話を、脱兎のごとくまとめたようですので、テンポが速いですし、アニメエピソードが、随分端折られてしまった感じで、つかみにくさも結構ありますね。
この作品ですが、シムーン獨特な言い囘しも頻繁に出てくるので、とにかく世界観把握がやっかいです。
アニメ自体もその獨自の世界觀で、動きがあまり感じられなかった初番で、頓挫されてしまったお方も多いようですね。中盤から大きく動き始めて以降、徐々にその世界觀に魅了されるお方が増えてきているようです。
創通系列さんらしい展開と言うと、怒られるかもしれませんが、中盤から引き込まれるという作品が多いのが、特徴的な所かもしれませんね。ヾ(^^;

2006年を百合色に染めるとの煽り文言とは裏腹に、泉行きの男女選択で、そこら邊がどうもという人も多い感じで、又、百合と謳う事で、それ自体で、どうもというお方も多かったようなので、初期に関して言うと微妙な作品という位置付けされていたようです。

アニメ数話みて、この小説を読んだのですが、一回読んだだけは、獨特な世界觀を表現している、カタカナが多く、チンプンカンプンでしたが、数回読むと、何となく分り始め、アニメに比べると、百合度を増したとの事も合い間って(アニメには無い、エピソードが入っている)意外と、面白かったですね。
製作会社自体の関係性は薄いとは思いますが、小説一巻表紙にもなっているの主人公、アーエル、何となく、ガンダムの主人公のアムロッぽいなーと、思ってしまいました。(笑)又、シムーンが、遺物(遺跡から)という感じは、『イデオン(伝説の巨人)』、リマージョン発動の軌跡、イデオンの発動の幾何学的模様に想起して、(同じような事思った人もいるようです)
それはさて置き、百合というには、そこそこな描写もありますが、アニメの脇役のおっさん(いい味は出しているのは分るんだけどー)も元女性なんですよね。 名殘りではないでしょうが、耳にイヤリング(ピアス)しているんですよね。(^^; 
製作関係者の方々の雑誌などを読むと、百合を前面にというのがネックというのが、ありありと分るような發言があるんですよね。
百合ブームと言われて久しいようではあり、女性に魅かれる女性キャラは多いようなのですが、ボーイズラブ〔略、BL〕(異性が殆ど描かれていない)と言う今では確立したジャンル、(レビューサイトでしか知らないので)とは違い、今作のように少し捻った作品も多いようなんですよね。
ドミヌーラさん、なんかは、年齢不詳キャラデザインではありますが、(^^; 今作のキャラ自体、色々と内面の多樣さはありますが、17歳で泉行きという事で、キャラデザインは、思春期年齢的な娘とい感じな子が多いですね。
中性的なキャラデが設定されていて、BLッぽい設定?、キャラも豊富ではありますし。思春期に起こりやすい、アイデンティティ・クライシス(自我的危機)を上手く取り入れてはいるんですけどね。
アニメの流れの端折り方を見ると全巻で、3~4巻ぐらいになるのでしょうかね。一応全卷讀む予定もあります。(^^;

小説の感想になってませんね。小説あまり讀まない方なので、讀みこなれせていない上に、<ひとつのコールはシムーン6機から構成されるためシムーン・シヴェラは、、等>まあ、シムーン用語の基礎知識という用語集もついているのですが、、その光景が浮かびにくい事は確かではありますね。
今巻、年齢不詳キャラのドミヌーラさんと、一番年齢設定の低そうなキャラのリモネちゃんの、アロマ・マッサージシーン(小説オリジナルシーンの一つ)が、話題になっているようです。アニメで描いたら危ないシーンになったかも、(^^;
 <リモネはベットに横たわっていた 
生まれたままの姿で、ドミヌーラの手にその身をゆだねている。
「こんなに硬くなって」
しなやかな指が、まだ傷ついた事ない幼い肌をなぞる……>
不思議な存在 主人公のアーエル

 最年長のシヴェラドミヌーラ最年少のシヴェラリモネ
  リモ・ドミ クリックすると素敵サイトさんへ

 _〆(・-・ )  

でわ・でわ~ ( ^o^)丿~
2006/09/14 書籍 | コメント(-) | トラックバック(-) |